「え!?秋穂!と春樹!なんでもう外に居るんだ!?」




夏樹は大きな声で言った。





「なんでって・・・もう行かないと遅れちゃうよ?」





私が夏樹に言うと、夏樹がまた大声を出した。





「な!なにいいいい!!?」





夏樹はそう言うと外に出してた顔を引っ込めた。





「あぁ!ホントだ!もうこんな時間じゃないか!!」





ドタバタした音が2階から1階へ来て





玄関を開けた。