「今日も冬樹は来ないのかな?」





私は春樹に聞いた。





「うん・・・今日も来ないみたい・・・」





「そっか・・・・・・」





私達が黙り込んでいると、大あくびをする声がした。





「ふぁぁぁああああ~~~」





「あ!夏樹!おはよう!」





夏樹は驚いたように2階の窓からこちらに目をやった。