私が香菜に言うと





その声に気づいたのか





春樹が話をやめてこっちへ向かってきた。





「おまたせ~、じゃあ行こうか?」





「いいの?話してたんでしょ?」





「ん?ちゃんと言ってきたから」





「そう?」





そして、私たちは美術室に向かった。