「僕さ、秋穂ちゃんを絶対に守る!秋穂ちゃん!ボク秋穂ちゃんが好き!だから大きくなったら結婚しよう!」





「うん!ありがとう!!夏樹!」





学校に着くと、春樹が私のクラスで待っていた。





「春樹、どうしたの?」





「う~ん、ちょっと、場所変えない?」





「え・・・?別に、いいけど・・・?」





そして、私たちは教室から少し離れた、音楽室や美術室などがある廊下にいた。





「何か用?」





「秋穂ちゃん!」





「は!はい!」





いつもとは違う春樹の大声に私は驚いた。