夏休みが明けた。





長いようであっという間。





夏だからかな?夏樹に関することばかり起こったな~





なんて、今はそれどころじゃない





今、春樹、夏樹、冬樹と一緒に夏休み明け初日の登校。





一応夏樹は一人で歩けるまでに回復した





でも、まだ完全回復ではないから





私たちは夏樹のペースに合わせて歩いてた。





「う~ん、このままじゃ遅刻しちゃいそうだな~」





「悪い、春樹、3人とも先に行ってて大丈夫だから・・・」





「私は大丈夫だよ?じゃあさ、春樹と冬樹は先に行ってていいよ、私は大丈夫!」





「秋穂ちゃんが付いてるなら僕も一緒に行くよ」





「俺も・・・こうなった原因は俺だし・・・」





「皆・・・サンキュ・・・!」





夏樹は顔をクシャッとさせて笑顔を見せた。