幸せをもう一度




「ここが私の家だよ!
 あんまりキレイじゃないから
 遠慮しないでね~」

桜羅はそう言うけど

...いや、結構上等な家だし

...家の中はめっちゃキレイ


「今日からね、
 お母さんとお父さん一週間旅行なんだ。
 だから、夕飯作ろう!!」

へぇ、両親仲良いんだ。

ところで
「桜羅はどんな料理が作れるの!?」

そう聞くと、
ちょっと困った顔で笑って
「料理は苦手です。
 美琉希の手料理食べたいな…なんてね!!」

と言った。

私の手料理!?

ん~、でもお世話になるし
料理くらいいっか!!

「桜羅は何が食べたい!?」

「へっ?」

「へっ?って!!
 桜羅が食べたいの作ってあげる!」

「いいの??」

私が頷くと桜羅は目をキラキラさせて
オムライスとつぶやいた。