「はいはい、ゴメンね。次行くよ」


と言い、聖也は私の手を繋いだ。

全く調子いいんだから。



そして私たちはいろんなアトラクションに乗りまくった。


「結構暗くなり始めたね」


「そーだな……。よし、最後にあれ乗るか」


と、聖也は観覧車を指差した。

やっぱりデートの最後の定番といえば
これだよね!


「うん」



私と聖也は観覧車の方に向かった。