「ナポリタン…。」 「ナポリタンがどうかしたのですか?」 「…。 楽しみにしてる…。 ただしゴホッ!」 「ピーマン抜きですよね? 分かってます。 頑張って作ってきます〜!」 私は ホテルの厨房を借りて料理を作ることにした。 芦川さんピーマン嫌いだったんだ。 てことは ちょっといじわるしてみようかな? 「うふふ!」 私は ついニヤニヤしてしまった。