学校1のイケメンに恋をした!

この恋は永遠に……


なんて幻想を抱いていた私だけど……。

1時間前、いつも優しかった彼氏が、カラオケボックスで冷たく笑った。

「なぁ、俺たち別れない?」

…え?いつもの彼はどこ?私のことを優しく抱きしめてくれる彼はどこ?

「俺さぁ、処女とヤってみたかったからお前を選んだんだよね。でもお前、ガードかたすぎ。

付き合って五ヶ月も経つのにまだとか、ありえねーから」

愕然とする私を、彼はバカにしたような目でみている。

「あ、お前の友達のマリちゃんはあっさり処女くれたよ?だからぁ、お前は必要なし!

クリスマスを一緒に過ごしてやっただけありがたいと思えよ、ブサイク女」

…そんなこと言われたら、逃げだすしかかなかった。

私は、“処女だから”、彼に選ばれたんだ。

「…バッカみたい」

それなのに私はなにも知らずに、彼の優しさを独り占めしてるような気になって、毎日を過ごしていた。

あんな男に、ファーストキスを捧げちやったんだ…。

怒り…ううん、それよりも悲しみの方が大きい。

彼氏とラブラブで、いつも幸せだと思っていた。

大好きな彼氏と、ゆっくり時間をかけて愛を育んで行こうって思っていたのに。