「なーちゃん。 すごいよ~。 水月くんと流星群を見られることになったよ~」 教室に戻ったあたしは、すみっこに引っ張っていって、なーちゃんの耳元でこそこそと内緒話をする。 すると……。 「ふーん。 そうきたか。 アイツ、なかなか仕事が速いじゃん」