「そんなんあるわけが無いんだよ!いつまでも妄想世界に溺れていないで…ほらっ、クラスの隣の人とかでもさ?」
…美月もこんな感じだし。
「あーもぅっ、とーにーかーくぅー沙羅には、彼氏をつくってほしいの!」
「うるさいなー、つみきー。」
「なんだって?ザラメ!」
…隣の席の人ねぇー?
あたしの今の席は1人なんだよな…。
“吉本”だから名前は1番最後だし。
「とっうちゃーっく!」
遠足で目的地に辿り着いてテンションMAXになっている幼稚園児のように、声を出した美月。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…