「ううん。今日はバイト。」




この進学校には自習室がある。




しかも席は一つ一つ仕切られて個室になっており静かな上集中しやすい環境が整っている。




テキスト類も豊富でいつ使ってもokという優れもの。




だから暇があるなら私と沙良はこっそり同じ部屋に篭って勉強していた。