【完】隣同士のあたしたち



「だから無理」



「や、あたしを振ったの洸太でしょ」



「なぁ、俺の言い訳聞いてくれねぇ?」



そう言ってあたしの顔を覗くと頭を撫でた。



「……仕方ないなぁ。いいよ?」