そして現在―――― まさかこんなところで再会できるなんて…… 俺の気持ちは想像以上に高ぶっていた 「富水 颯太(とみなが そうた)16歳、海瞭高校の2年です。よろしくね、仁奈ちゃん?」 『え!?同じ学校!?』 え……俺のこと覚えてないのか?? ………まぁ、無理もないか… 「みたいだね♪よろしく!」 『よ、よろしくお願いします!!!』 こんな子にあったのは初めてだった。