お風呂に入ったおかげで、幾分すっきりした頭で、怖々バックの中へ手を入れる。 本当なら、すぐに引き出せるハズの携帯を、戸惑いながらゆっくりと引き上げた。 それは、なんの反応も示してない。 ……何も来てない。 その事実が、また私の瞳を揺らした。