「うわっ」 もともとフラフラになってた大樹くんは、そのまま体制を崩して尻餅をついてしまう。 あ……。 一瞬。 一瞬、胸に罪悪感が過ぎったけど、それより何より、今のこの注目を浴びた状況が苦しくて。 「あの……ごめんなさいっ」 その一言がやっとで。 その一言だけ、その場において、私はその全てから逃げ出した――。