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二年半前...
女みたいな顔した男が壬生寺の前にいた
まだ、京に来たばかりの人っていうのはすぐに分かった
荷物を背中に背負ってさ、なんだろう
女に見えてもおかしくないのにこの時の僕は彼を見た途端凄い面白いな、そう思ったんだ
「おおお!!!
本当に入隊していいんですかっ!!」
なんだろう、自分で入りたいって申し出てきたのに入っていいって近藤さんが言っ途端、これだもん
なんか、楽しめそうだ
「僕、沖田総司。
よろしくね〜。」
「おー、俺は武久清史郎
よろしく!」
これが僕と清史郎との出会い
意外と普通で、意外と気が合った
だからかな。
僕はあまりベラベラと身内の事とか、過去の事とか話す奴じゃないのに、よく彼には喋り、彼もよく話してくれて、気づけば一番一緒にいる仲間になってた
「へぇ〜、総司姉さんいるんだ
それも別嬪さんで土方さんが惚れてたなんて...ククッ、意外だなぁ。」
清史郎は僕らと同じ江戸出で、なんか土方さんの悪名はよく知ってて、土方さんをいじるのは僕と清史郎がよく楽しみでやっていた事
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二年半前...
女みたいな顔した男が壬生寺の前にいた
まだ、京に来たばかりの人っていうのはすぐに分かった
荷物を背中に背負ってさ、なんだろう
女に見えてもおかしくないのにこの時の僕は彼を見た途端凄い面白いな、そう思ったんだ
「おおお!!!
本当に入隊していいんですかっ!!」
なんだろう、自分で入りたいって申し出てきたのに入っていいって近藤さんが言っ途端、これだもん
なんか、楽しめそうだ
「僕、沖田総司。
よろしくね〜。」
「おー、俺は武久清史郎
よろしく!」
これが僕と清史郎との出会い
意外と普通で、意外と気が合った
だからかな。
僕はあまりベラベラと身内の事とか、過去の事とか話す奴じゃないのに、よく彼には喋り、彼もよく話してくれて、気づけば一番一緒にいる仲間になってた
「へぇ〜、総司姉さんいるんだ
それも別嬪さんで土方さんが惚れてたなんて...ククッ、意外だなぁ。」
清史郎は僕らと同じ江戸出で、なんか土方さんの悪名はよく知ってて、土方さんをいじるのは僕と清史郎がよく楽しみでやっていた事

