目の前には、希羅と風雅のみんながいた。
会わないように、授業中に、しかも裏から入ってきたのに…
なんで……。
信史「お前ら、なんでここに⁉︎」
涼介「理事長なら…玲のこと、なんか知ってるかもって……話聞きにきた。」
……それでここに……。
睦「すいません、俺たちだけにしてもらえませんか?」
睦のその言葉に、陽ちゃんたちが理事長室から出て行った。
忍「なんで留学のこと言ってくれなかったの?」
莉斗「玲だから、かなり前から決めてたんじゃない……??」
紘「黙って行こうとするなよ……1人で悩み抱えやがって……。俺らに……頼ってくれよ…。」
玲「……ごめん、行くから。」
みんな……
ダメだ、このままここにいたら、離れられない…
うちは、理事長室から出ようとする。

