信史「出発は…?」 玲「来週。」 信史「そうか…。」 みんながいないとダメなのはきっとうちのほうだから、離れられなくなるのは、弱いのは、うちだから。 大切な人から離れられなくなるから…。 今日もみんなと会わないように授業中の時間に来た。 玲「じゃあ、行くね?」 陽介「あぁ。頑張れよ。」 信史「ちゃんと、連絡しろよ?」 玲「うん。2人とも、今までほんとありがとうございました。」 大関「では。」 理事長室のドアを開けて廊下に出ると………。 玲「なんで……。」