2日後
今、神代高校の理事長室で、退学手続きなどをしていた。
陽ちゃんや信くんは、事情を話すと
「お前らしいな。」と、言ってくれた。
陽介「でもな……玲、あいつら…希羅と風雅のやつらには、なにも言わなくてもいいのか?」
信史「あいつら、お前がいなくて抜け殻状態だぞ…。」
……それを聞いて、胸が痛くなる。
玲「結局、うちはアメリカに行くんだから……一緒…。」
陽介「アメリカに行くとしても、仲間は仲間なんだから、言えば、あいつらはお前を応援する。…….こんな離れ方して、また前みたいに…。」
玲「もう希羅は大丈夫。………みんなに言ったら、みんなと今一緒にいたら、うちが……離れられなくなるからさ。」
うちのこの言葉を聞いた陽ちゃんは、なにも言えなくなった。

