希羅×風雅 ~笑顔の君~



仁「…お前がどうするかは…俺たちが口出しできることじゃねぇ…それは全員わかってる。でも、俺らはお前が……大切なんだ。」

……うちが、大切…。

仁「みんな……笑顔のお前を失いたくないんだ。……だから、笑ってくれ…。」

……そうだ、うち…お母さんが死んだってわかった時から、いくらみんなから笑顔で、面白い話をされても…全然笑っていなかった……。

気づけば、うちの頬には涙が…。

玲「な……んで…泣いてんだろ………最近……うち…泣い…てばっか……で…こんな…の…ただの……な…き…虫じゃ…んっ…。」

泣きながら話すと…仁に抱きしめられる。