玲「お母さ……んっっ………。幸せ…で、よかった……。」
お母さんの愛情を、今まで生きてきた中で、こんなに感じたのは初めてかもしれない……。
大関「そして、玲さん…あなたには、もうひとつお話があるんです。」
玲「話ですか……?」
大関「うちに来ませんか?」
玲「えっ…?」
紘「どーいうことだ…?」
今まで黙っていた紘も今の大関さんの言葉に反応する。
大関「私は、あなたのことを本当の、娘のように思っています……。それに、唯にも頼まれてますから、あなたの事を。」
玲「でも……。」
大関「すぐに答えを出せとは言いません。この家に来れば、次期に大関グループ跡取り候補にもなることとなる……ゆっくりでいいので、考えてみてください。」
玲「………はい。」
うちと紘は、また送ってもらい、家へと帰った。

