玲へ
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この手紙を読んでるということは、私は亡くなっていて、あなたは瞬さんに会えたということですね。
あなたには、申し訳ないことをしたと思っています。
ずっと1人にさせたこと、あなたに当たってしまっていたこと…。
ほんとうに最低な母親でした。
恨まれても、仕方ないと思っています。
でも、これだけは言わせてください。
あなたは私にとって、唯一の自慢で、大切な娘です。
私は、余命宣告を受けて、ほんとに人生に絶望してました。その時、出会ったのが、大関 瞬さんです。
彼のおかげで、今までの日々がほんと幸せでした。
玲にも、そばにいてくれて、幸せにしてくれる人と出会ってほしいです。
ほんとにごめんなさい。
あなたの幸せを、いつまでも願っています。
母
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