『何かあったら、誰かに相談するのよ?
あ、そうそう!これを伝えなきゃいけないんだった。
3年で帰るつもりだったけど、こっちに残ることにしました!
もしかしたらもうそっちには帰らないかもしれないから、家は好きに使ってね♪
伸治くん、愛実をお願いね?
おばあちゃんより』
一通り読み終えた私は、呆然としていた。
「読み終わったか?」
伸治の呼びかけにも反応すらできない。
もはやパニックになっていた。
え?帰ってくるんじゃなかったの?
なんでいきなりこんなことに?
しかももう帰ってこないかもってことは、そっちに住むの!?
ていうか、最近ずっと悩んでたのに、何この展開!?
おばあちゃんが帰ってこないってことは、私たちずっと二人で暮らせるの?
え。ほんとに?
そこまで考えたとき、
「おい!聞いてんのかよ!?」

