「あはっ!確かにそうだね!」
私がそう言って笑うと、いきなり伸治がキスをしてきた。
「チュッ♪」
突然のことに、顔が真っ赤になる私。
「ま、これで、正式にこの券は使われたから」
「うんっ//」
私は恥ずかしかったけど、それ以上にうれしかった。
その後も式は順調に進み、たくさんの愛と幸せを感じて終わった。
そして、数日後。
私達はこのままこの家に住むことにしたので、片付けもそんなにかからずに終わった。
「あ、そうだ!新婚旅行も兼ねて、伸治の親御さんたちに挨拶に行こうよ!」
私がにっこり笑ってそう言うと、
「俺が電話して報告したって言っただろ?だから挨拶は……」

