『彼女』と言われて少し恥ずかしかった。
「渡辺なつみです。翔也先輩にはお世話になってます。今後もよろしくお願いします」
「よしっ!報告完了♪」
「じゃあ、買い物いきましょ!」
「そうだね♪」
私達はデパートに向かって歩き始めると、どちらともなく手をつないだ。
~愛実side~
「まぁ、その後は、愛実たちに報告したぐらいかな?」
「ふ~ん♪いいじゃんいいじゃん♪」
なっちゃんの話を聞いた私は、一人で盛り上がっていた。
「でも、翔也さんにそんなことがあったなんて……」
「もう、ほとんど大丈夫だと思うけど、あんまり言いふらさないでね?」
「うん!だれにも言わない!聞いたこと、翔也さんにも言わないし、伸治は…知ってるかもしれないけど、聞いたってことも言わない!」

