いったい、どんな用事なんだろう?
バイトもしてないって言ってたし……。
はっ!ま、まさか、彼女に会いに行くとか!?
…いやいや、だとしても私には関係ないし。
そう思って、デパートに向かおうとするけど、やっぱり気になってしまって。
…あー!もう!
気になってしょうがない!
結局、私は翔也先輩の後をつけることにした。
翔也先輩、ごめんなさい。ゆるしてください。
心の中で何度もそう唱えながらついて行くと、信号がちょうど変わってしまい、距離が出来てしまった。
しかも、翔也先輩は信号を渡って、一つ目の角を右に曲がってしまった。
どうしよう!見失っちゃう!
信号の色が青に変わった瞬間に駆け出して、一つ目の角を右に曲がった。

