なっちゃんはうれしそうに微笑んだ。
「愛実に見てもらいたくて」
私はようやく納得した。
それでここまで連れてこられたのか……。
「そういえば、伸治もどっかに呼ばれて行ったけど?」
「きっと、翔也のところだと思うよ!いろいろ話したがってたし」
なるほど、そういうことか。
「あ、ねぇねぇ!まだ時間ある?」
「え?あるけど、どうかした?」
「あたしさ、なっちゃんと翔也さんの話、聞きたいんだけど!」
前々から思っていた。
この二人はいつも仲がいいけど、私はこの二人の話をあまり聞いたことがない。
だから、いつか聞こうと思ってたけど、今日だったらぴったしじゃない!?
「えぇー?いいけど……つまんない話ばっかりだよ?」

