「一緒に住むに決まってんだろ?」
へ?
「い、一緒に!?おばあちゃんとあたしと伸治と三人で!?」
すごいことになりそうだと思い、慌てていると。
「バーカ」
と言いながら、伸治が頭を叩いてきた。
「い、った!」
私は思わず頭を押さえた。
そして少し睨みながら伸治を見上げ、
「なにすんの!」
と文句を言ってやった。
「お前が変なこと言うからだろうが!」
「自業自得だよ!」と言って伸治は前に向きなおした。
「なんでよ!思ったこと言っただけじゃん!」
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