「なんか、夫婦みたいじゃね?」
「……夫婦?」
「そ。たった二人だけでずっと同じ家に暮らすなんて、夫婦みたいなもんだろ?」
そういわれれば、確かに……。
「だから、そうなってもいいのか?っていう意味もさっきの会話には含まれてたんだけど」
「気づかなかった……」
私はうなだれながら言った。
「そうだと思ったよ」
伸治は想定内だったらしく、平然としている。
「ま、今更変えられねぇけどな?」
そう言って、伸治はニヤリとした笑みを浮かべた。
逃げられない……。
まぁ、そこまでいやじゃないし、いっか!
「そっちこそ、いやだって言っても変えないからね?」

