幼なじみのあいつはオレ様!?  番外編





すると、すぐにギュッと抱きしめられた。




「……嘘だよ。いっつもかわいい。手、出したくなるくらいな」




私はドキドキしてしまっていた。




伸治の体温や、体の大きさが伝わってくる。




こうやって抱きしめられていると、なんだか安心してきた。




不思議。ただ抱きしめられているだけなのに。




こんなに心が安らぐなんて。




「……別に。怖くないよ?いきなりされるとびっくりするけど」




私は本心を言った。




「だから、抑えなくても、いいよ?」




伸治は黙って私を離した。




「そんなこと言われたら、もう抑えらんねぇけど?」




そう言った伸治の顔には、いじわるな笑みが広がっていた。




その表情を見た瞬間、私は悟った。