そして待ちに待った私の誕生日。

集合は駅前の時計塔のしたに13:00
私は12:55に着いた。でも、奏太は、
30分経っても、1時間経っても来ないから心配して私は電話を掛けた。
でも、その時に、私は見てしまった。
奏太が人ごみに紛れて女の子とキスをするところを。急いで電話を切ろうとしたがもう遅い。

「ピッ!・・・何?」
『あ、奏太がいつまでたっても来ないから心配してかけたんだけど、』
「今日、なんか約束してたっけ?」
『え、一昨日デートするって約束したよ。』
「あー。ごめん。忘れてた」






忘れてた?





『今どこ?』
「あー、外」
『一人?』
「・・・そんなのどうでもいいだろ。」
『そうだね。奏太。今日、何の日か知ってる?』
「・・・今日なんかあったけ?」






もう。無理。ごめんね。




『覚えてないんだね。じゃあ、
バイバイだね。』
「・・・・は?」
『ごめんね。奏太。別れよう。サヨウナラ』
「待てよ!何で!?」
『だって今、奏太、女の子と歩いて、キスもしてたじゃん。』
奏太はキョロキョロしている
そして、私はきずかれたくないから奏太達に背を向けた
『じゃあね。奏太、お幸せに』
「待っ!ピッ」
私は電話を切って走った。走って走って走りまくった。
そして、着いたのは、紗矢香の家
その夜は紗矢香が誕生パーティーをしてくれた。
『紗矢香。今日はありがとね』
「ううん。大丈夫だよ」
『じゃあ、おやすみ』
「うん。おやすみ」
紗矢香には今日のことを全てはなした。
別れたことも
そして、横になりながら考えた
私はいつ幸せになれるのかな・・・・
まだわからない