紗矢香には全て話した
「真琴は悔しくないの!?」
『そりゃ悔しいし、悲しいけど、今怒ってもなんも変わんないじゃん。だからさ、私、明後日誕生日じゃん♪』
「うん!今年もパーティーしようね!」
『うん!でね、明後日に約束して誕生日って祝ってくれたらまた信じるけど、
忘れてたらもう別れる』
「いいね!それ!」
『でしょ!あ、それと、紗矢香。今何時?』
「えーと、15:10だよ♪」
『まじで!じゃあ、教室いこっか!
なんか、ごめんね、紗矢香!
でも、ありがと!』
「全然!」
私達は教室に戻った
そこにあの人がいるとは知らずに。







私と紗矢香は教室に戻った。すると、そこには、


奏太がいた。


私は溢れ出しそうな涙をこらえて、
紗矢香にちょっと待っててと言い私は教室に入った。
すると丁度寝ていた奏太が起きて私に話しかけてきた

「真琴。帰ろ」
『うん。ねぇ。奏太、明後日予定空いてる?』
お願いだから、空いてて
「ん?あぁ。明後日は空いてる。」
『じゃあ、デートしよっか』
「・・・・・あぁ。」
『うん。じゃあ、帰ろっか』
私は廊下にいる紗矢香に話をしてから奏太と一緒に帰った。