まて。神崎真白、落ち着け。



「いやっ…俺、女子の名前下の名前で呼んだことなくて」



よんだのは、あいつだけ。



中2の頃の、…初めてできた彼女だけだ。



最初は名前呼ぶだけで特別感があったな。



本当に俺の彼女なんだって感じた。




って、何今更思い出してんだよ俺!



「そっかあ。…じゃあ、練習しよっ!」



「練習?」