セカンドデビュー【完】

とんっ……。
肩先を押され、僕は川に落ちた。

「ちょっと!!」
「琴音。あの子を守ってあげて」

美香さんなんだろ!

淀んだ川の流れに逆らえず、僕の声はかき消された。