セカンドデビュー【完】

「申し訳ありませんでした。守れなくて」
「やめなさい、あなたのせいじゃない。息子のマネージャーをアシがわりにした私に責任があるわ」
「でも……」
「あなたのせいじゃない。責任を感じなくていいのよ」

ポンポンと背中を叩かれる。

「大丈夫よ。琴音はこんなとこで死なないわ」
「ええ……そうですよね」

励ましあいながら、病院の白い壁を見つめている。