私はハッと目が覚めた。
すると、真上には綺麗な顔をした男の子が
私の顔を覗きこんでいた。
「あっ…意識が戻りましたか!良かった…」
男の子は安心したようにホッと
胸を撫で下ろして私から離れた。
「あれ……ここは…?」
私は体を起こして回りを見渡した。
回りには倒れこむ多くの人達…。
何これ……?
私は思わず立ち上がって、回りの倒れた人の
体を揺すった。
「ちょっと…起きなさいよっ…」
いくら声をかけても体を揺すっても
ピクリともしない。
男の子は悲しそうな顔をして首を横に振った。
「死んでます…ここの皆…」
男の子は私にそっと手を差しのべた。
えっ…待って……
もしかして、あの病院の爆発で……?
いや、それじゃないよね…。
しかも、男の子の格好が何か変……
何か昔の日本の……戦争時代の学生服?
ドラマの撮影か何かかな……?


