終平の弟から突然電話がかかってきた。



私は思わず声が震えた…



『どうしても鈴奈さんに渡したい物があって』



それを聞いた私は思わず走っていた。



私の一番好きな場所……


あの優しい風の吹くひまわり畑へ。