「大変だぁっ!まだ中に人がいるぞ!
早くでないとガスが……早くっ…!!」
窓から手を振る人々の声に私は思わず、
病室の方に顔を向きなおした。
「嘘でしょ……?」
私が後ろを振り返った瞬間、
病室が大爆発を起こした……。
ーーーーバンッ…
凄い音がした……
あぁ…無理だったんだ…。
私、絶対死んだ………
蛍くんも守れなかった………
だけど何でだろう……?
暖かい…優しい声が聞こえる……。
「………大丈夫ですかっ!」
あぁ…誰ですか?
私を呼ぶのは………
「しっかりしてください!」
私…死んだんだよね?
でも、はっきり聞こえる……。
この声は………
「目を開けてくださいっ!」
私を救う者の声……。


