怖くて真実は聞けないまま、こうして今日も
僕はここで兄さんの事を考えているんだ。
終平兄さんは優しい人だったのかな?
終平兄さんは強い人だったのかな?
終平兄さんは泣き虫だったのかな?
終平兄さんは僕を知っているのかな?
あっ……知ってるか(笑)
僕、母さんの背中に背負われてたもんな。
幼すぎて記憶にないや………
兄さんが今いたら、36か…。
何だか兄さんと言うより叔父さんみたい(笑)
僕は勇気を出して、
今まで触れた事のない机の引き出しを開けた。
すると…………
「えっ………?」
僕は引き出しの中を見て驚いた。
中からボロボロになった箱を見つけたんだ。
古くてホコリを被ってて……
でも、大事そうな物で…………
開けていいのか僕は少し迷ったけど
思いきって、僕は箱を開けることにした。


