「行って参ります!」
そう言って私に敬礼して電車に乗り込んだ。
私は涙をこらえて、終平の方を向き、
頭の所に手をもっていって
「行ってらっしゃい!」
と笑いかけた。
すると、終平を乗せた電車が走り出した。
終平はにっこり笑ってたのに……
走り出した電車の中で帽子で顔を隠して涙を
流していた様に見えたのは私だけでしょうか?
そして、走り出した電車が完全に見えなく
なってから涙を流した私は卑怯者でしょうか?
終平がどこへいくのか知らない私はどうして
いいのか分からず、その場で崩れ落ちた。
何も言わずに行ってしまった終平…。
「終平っ………しゅ……へ………っ…」
また会えるよね?
あの、ひまわり畑の下で………


