だからかな…?
この鈴が古いのにキラキラして見えるのは…
「でも、鈴奈よく面倒見るよねー。ただの隣に住む子供よ?」
「ふふっ…そうね。でも、なんだか
弟みたいで放っておけなくてね。」
私は回りから見れば、
とんでもない変わり者かもしれないなぁ(笑)
「そっか。じゃあ、気をつけてねっ!」
瑠美は私に手を振って、かけていった。
私は極普通な女子高生で……
その日、隣に住む蛍くんの退院だって聞いて、
ただ、蛍くんの病院へ向かって歩いていた。
だけど、神様はそんなに優しくない訳で……
「きゃーっ!火事よ!10階に火が…!」
やっとたどり着いた病院は燃えていた。
しかも、10階……
蛍くんが入院してた病室の階だっ!