そして、私の両肩を掴んで、 「行かないでくださいっ…僕は………」 何故かそう言う終平はとても弱々しくて…… 今にも泣き出してしまいそうな顔をしている ように見えたのは私だけだろうか………? 「終平………」 終平の瞳から目をそらす事ができなかった。 もしも、私が目をそらして終平の想いを 無視すれば何かを壊してしまうような気がして 怖かった…。 「分かった……」 私は小さく頷いて終平に小さく笑いかけた。 ねぇ、終平……一体私に何を隠しているの……?