「……僕が鈴奈さんを…っ?」
「そうよ。お前は鈴奈さんに惚れたの。」
僕は思わず頭を抱えて首を横に振った。
違う……僕は………
「それは通夏さんの思い違いですっ!」
僕は思わず家を飛び出した。
別れが近づいてくるのが怖くて逃げた。
だって……人を愛してしまったら僕は……
「ここから先へは進めないっ……」
分かっていた…本当は知っていた…。
でも…それでも君の元へとたどり着いてしまう。
あの日、出会った優しいひまわり畑に……
「………っ!終平……っ」
僕が見つけた鈴奈さんは泣いていた。
このひまわり畑の真ん中で座り込んで1人、
肩を震わせていた。
「僕にもお手伝いさせてください。鈴奈さん!」
僕は何故か必死だった。


