「終平…どうして……?」
何で戻ってきたの…?
「鈴奈さんが1人で無理してるんじゃないかって思ったらここに来てました(笑)僕、一体何やってるんだろう…//」
終平は少し照れくさそうに、帽子で顔を隠して、
私に背を向けた。
だけど、終平はすぐに私の方を向いて
「蛍くん…見つからないですか…?」
と言って私の顔をじっと見つめていた。
何でだろう……
終平の1つ1つの気配りが嬉しい…
悔しいぐらい終平の綺麗な瞳に吸い込まれる。
「…そんなに遠くへは行ってないはず………」
私は空を見上げた。
でも、ここにはひまわり畑と沢山の死体………
それしかない。
「鈴奈さん、もうここには………」
終平は諦めたように下を向いていた。
ダメだよっ!諦めちゃ…っ!
「蛍くんは生きてるんだからっ!『大丈夫、生きてる』って言ってくれたのは終平だもん!」
諦めてたまるもんかっ!!


