私は『行ってきます!』と言って、
ここを出ていった終平に手を振った。
そして、私はそれから少ししてすぐに
通夏さんに『少し出掛けてきます』と伝えて、
家を出て、ある場所に向かった……。
それは勿論、私が気を失っていた場所…。
ひまわり畑の近くの平野。
「蛍くーんっ!いたら返事してーっ!」
ここに残っているのは悲しい現実。
蛆虫が沢山の人の死体を食らっていた。
「ナニコレ……」
私はさすがに気味が悪くてそれ以上、
私が倒れていた場所には近づけなかった。
「蛍くん…どこにいるの……蛍くんーっ!」
生きてるんでしょ?
ここに来ちゃったんでしょ?
なら元気な顔を私に見せてよ………。
私は真っ青な空を見つめた。
すると、その時っ!
「鈴奈さんっ!」
とひまわり畑の方から声がかかった。
私はポカンとして終平の方を向いた。


