春休みに入ってちょっと
経ったらみくちゃん達が家に来た。

れいねぇちゃんが一人で病院に
行った時の事だった。

おとぉさんの携帯にれいねぇちゃんから
連絡が入った。内容はおばぁちゃんが
呼吸器をはめられたという事だった。

おとぉさんはうちだけを病院に連れて行った。
おねぇちゃんは勉強だしみくちゃんたちは
もう一人のおばぁちゃんの家に行っていたから。

車を走らせて30分。
病院に着いた。
そして急いでエレベーターに乗り込み
おばぁちゃんの病室に向かった。
そしてそこには呼吸器をはめられた
おばぁちゃんの姿があった。
うちはその光景を見た時涙が零れそうだった。
なんともいえない・・・苦しそうでつらそうでいる
おばぁちゃんを見ている事しか
出来ない自分が悔しい。

その日はずっとおばぁちゃんの病室に居た。