そして沈黙が続く。
  その沈黙を破ったのは・・・お姉ちゃんだ。

  「直るンやろ?おばぁちゃん。」


  お姉ちゃんの声は震えていた。


  「もう手は尽くしたらしい。
  後はおばぁちゃんの
  生命力だけが頼りだ。」
  

  この言葉を聞いた瞬間 
  涙がぽつりと目から流れた。