確かに、今日は可笑しい1日だった。


もしかしたら、俺が可笑しいのかもしれない。


そうだとしたら、これだってただの妄想かも。


「疲れたかな、帰ろ。」


「待て。信じないならそれは俺にとってチャンスだが。
先に言っておくが、恨みっこはなしだ。」


「ちょ、待てよ!意味、意味が分からない。」


なんなんだよ、俺そっくりのあいつは。


いや、そっくりのレベルじゃねぇ。


容姿に声、仕草まで鏡のように同じじゃねぇか。


あぁ、俺はどうしたら良いんだ…?




『あと7日』