「ねぇ、今のどういうこと?」
「自分で考えろ」
「教えてよーっ」
あたしが祥太のシャツの袖を掴んで
引き止めようとしても顔を向けてくれもしない
「祥太のいじわる......」
「はいはい、じゃーな」
そう言うと、祥太は2組の教室の中に消えてしまった
愛花......もう教室にいるかなぁ~
そんなことを考えていると、後ろから勢いよく走ってくる音が聞こえた
もしや......ドンッ
「うわぁあ!」
あたしは後ろから誰かに抱きつかれて転びそうになった
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…